1

ルクレツィア・クレシェントはあのセフィロスの生みの親であり、元神羅カンパニーの科学者です。

FF7の本編では寄り道イベントである『ルクレツィアのほこら』で眠っており、ヴィンセントを連れて向かうことで専用のイベントが発生したあと、その場から消えてしまいます。

スポンサーリンク

ルクレツィアの生涯

ルクレツィアはガスト博士が『ジェノバ・プロジェクト』を行っていた際に宝条博士やヴィンセントの同僚として古代種の復活を研究していた女性ですが、実験の過程で宝条博士との間の子供を授かり、その子供にジェノバ細胞を移植されたことが原因で、ルクレツィア自身は死ねない体になった上に精神にも影響をきたします。

この実験が原因でジェノバを古代種と仮定したガスト博士の理論は崩れることになり、ガスト博士自身は神羅から去ったのちに死亡。

またルクレツィアもセフィロスを生んだもののその後は姿を消してしまいます。

宝条博士との間には当初恋愛感情のような描写があり、ヴィンセントはルクレツィアに片思いをしていたという設定でした。

ヴィンセントが本編で悪夢を見続けている原因はこのルクレツィアの変貌にあり、自分の大切な人を守れなかったという後悔の念からドラキュラのように棺に入っています。

しかし、のちの派生作品であるダージュオブケルベロスでは、宝条の意図を汲んでヴィンセントの本編究極リミット技である『カオス』を埋め込んだ人物だということが判明します。

また、FF7本編では詳細な姿などの描写がなかった人物ですが、ダージュオブケルベロスで3D表現された際には美人キャラクターだったことが判明しました。

本編でルクレツィアのほこらで再会は出来るものの、その後は再び姿を消してしまい消息不明となります。

ルクレツィアの過去

4

本編では触れられないエピソードを少し詳しく解説すると…

スポンサーリンク

ルクレツィアは元々、ヴィンセントと相思相愛であったものの、ヴィンセントの父親であるグリモアの死の真相を知っていました。この真実をヴィンセントに打ち明けたあと、ヴィンセントを拒絶するようになり、宝条博士と共にジェノバの研究を進めていきます。

しかし、ある時とあるキッカケからヴィンセントが宝条博士によって撃たれる事件が発生します。(この後の人体改造によってヴィンセントは年齢を取らなくなります)

その後、不完全なヴィンセントを救うためにルクレツィアはヴィンセントにカオスを埋め込むことによって蘇生を図るという流れです。

ちなみにセフィロスに関しては当初は”古代種の復活”が実現するものだと信じた上で宝条博士の研究に協力していましたが、実際には上記で解説したようにジェノバ=古代種という説は間違っており、自分自身にもジェノバの影響が発生したことから、神羅カンパニーから去ることになります。

ルクレツィアのほこら

2

ルクレツィアが眠っているほこらはいわゆる寄り道ポイントの1つになっており、交通手段は『潜水艦』もしくは『山チョコボ』となります。

設定上ではこの滝の裏の洞窟でルクレツィアはセフィロスのことを案じながら眠っている状態ですが、ヴィンセントをパーティーに入れた状態でなければイベントは発生しません。(クラウド達だけでは相手にされない)

場所はニブルヘイムのすぐ東の山に囲まれた円形の湖にある滝の裏です。

山チョコボで山を越える、もしくは潜水艦で水中から浮上することによって滝に入るとそのまま洞窟へと入れるようになっています。

ヴィンセントの最強武器、究極リミットの習得アイテムの入手場所にもなっていますが、イベントが終わるとルクレツィアは上記で解説したように再び姿を消してしまい消息不明になります。

セフィロスの実母ということで、かなりの重要な人物なのですが、この辺りはFF7リメイクで掘り下げられることに期待したいところですね!

スポンサーリンク