FF7の宝条に関する項目をまとめています。
このブログでもいくつか紹介していますが、某アルティマニアによれば、セフィロスと並び、FF7での黒幕という呼ばれ方をしている宝条博士。
元々はジェノバを発見、研究していたガスト博士の部下であり、研究者としてはあまり優秀な人物ではありませんでしたが、ガスト博士の失踪後はその研究を引き継ぐ形になり実質的な神羅カンパニーの研究部門での地位を確立します。
セフィロス・コピー計画を始め、数々の人体実験や人間からモンスターに変化させる方法などなど、マッドサイエンティストの名に恥じない男が宝条博士です。
シナリオ上の攻略
宝条博士に関するイベントはシナリオで複数存在します。
1つはヴィンセントを仲間にする時に、神羅屋敷でヒントになる『手紙』を読むというもの。
そして、後半では宝条博士そのものがボスとして登場し、これを倒した段階でラストダンジョンである大空洞へと行けるようになります。
ニブルヘイム 『手紙』のヒント
最初に宝条博士に直接関わってくるイベントが発生するのは、回想ではなく、実際のニブルヘイムに帰郷した際に入れる『神羅屋敷』の中の手紙になります。
この神羅屋敷には金庫が存在しており、その金庫のダイヤルのヒントとして宝条の手紙を読むことになります。
神羅屋敷に入ってすぐ左の部屋で宝条の手紙を見ると、最初は3つのヒントが書かれた手紙を見ることが出来ます。(4つ目は空欄に表示されます)
- 酸素が一番多い部屋のハコのふた
- 空のない白と黒のウラ
- 2階のイスのそばのユカのきしみ・・・・・・そこから左5歩、上9歩、左2歩、上6歩
まず、酸素が一番多い部屋ですが、これは2Fにある植木鉢が大量にある部屋のこと。
ハコとは宝箱を指しており、最初はエネミーランチャーという武器を入手出来ますが、その後、もう1度調べるとダイヤルを入手することが出来ます。
次に、空のないの空は『ソ』と『ラ』の音階のことです。1Fにあるピアノを調べると、ソとラの鳴らない場所を発見出来ます。
3つ目の2Fのイスは右側の部屋です。
ヒントの通り、左、上、左、上と進んで床を調べるとダイヤルが見つかります。
最後のヒントは一度手紙の所へ戻ると、空欄になっていた部分に表示され、これで4つのダイヤル全てが発見出来ます。
その後は金庫を開けボス戦、ヴィンセントの加入などの流れです。
詳しくはコチラをどうぞ⇒ヴィンセントを仲間にする方法
ボス戦:宝条博士
DISC2の終盤、魔晄キャノンの最深部にて宝条博士はセフィロスにエネルギーを送ろうとしているので、これを阻止するための戦闘があります。
第一形態は通常の人間ですが、この戦闘は第3段階まであり、連戦になっています。
- 宝条博士とサンプル2体(1戦目)
- ヘレティック宝条(2戦目)
- 究極生命体宝条NA(3戦目)
設定上では、この時既に自分の体にもジェノバ細胞を植え付けており、自分の意志で変身することが出来るようになっています。
また、派生作品を加味するとこの戦いで宝条博士の肉体は消滅しますが、直前に脳の中身をコンピューターに移植しており、ダージュオブケルベロスFF7で再び復活をしようと画策してます(これは後付け設定です)
詳しい戦闘攻略方法や宝条のステータスはコチラを参照下さい⇒攻略チャート ミッドガル~魔晄キャノン
FF7内での扱いや人物像
FF7本編が出た当初からマッドサイエンティストそのものであり、自分の子供であるセフィロスが母親のルクレツィアの体内にいた頃からジェノバ細胞を植え付けており、ジェノバに毒された母親が去った後はセフィロスに対して母の名前を『ジェノバ』だと認識させます。
ちなみにセフィロスは基本的に任務以外では外の世界の事を知りません。
後に、ニブルヘイムを焼き払うキッカケになったのも、宝条博士がニブル山の魔晄炉で行っていたモンスターの開発実験の影響です。とんでもない悪党ですねw
元々、ガスト博士の部下だったことからセフィロスには実の父であることも知らせておらず、セフィロス自身にも『コンプレックスのかたまりのような男』だと言われるなど、かなり蔑んだ扱いをされています。
さらにニブルヘイム事件で消滅した村の生き残りを使って『セフィロス・コピー計画』を考え、捕まえた村人やクラウド、ザックス達に長い間人体実験を施します。
とにかくとんでもない発想が多く、序盤に仲間になるレッド13はエアリスと子供を作らされそうになっていたりと、異種交配やジェノバ細胞が大好きな人です。
本編でセフィロスにエネルギーを送ろうとした理由には諸説ありますが、セフィロスは本編の段階ではジェノバを操る立場になっています。(リユニオンを支配している)
これによって世界中の黒マントやクラウドさえも操っているので、体内にジェノバ細部がある人間は少なからずセフィロスに影響されてしまったということになります。
結果的に見れば、凶行に走ったようにも見えますが、実は自分で埋め込んだジェノバ細胞をセフィロスに操られていたような気がしなくもないですね^^;
また余談にはなりますが、表のソルジャーとは別にディープグラウンドソルジャーという独自の秘密組織を構築しており、これが後にダージュオブケルベロスで宝条博士に大きく関わってきます。