ここでは本編以前や本編以降などを含めたFF7から派生した作品の時系列をまとめています。
もちろん最初に発売されたのはFF7ですが、あまりにも人気が出たため前後を描いた作品が多数後から発表されていきました。
これらの作品が発表されたことによってFF7の世界観はシリーズでも1位、2位を争うほどのボリュームになっています。
作品のおおまかな内容もまとめておくので、シリーズ順に遊んで見たい人は参考にしてみて下さい。
2000年以上前
作品としての登場はないですが、FF10-2に登場した天才少年のシンラくんがFF7の星の力に気づき、後に神羅カンパニーの原型となる。
また2000年前の地層からジェノバが発見されたことから2000年、あるいはもっと昔にジェノバが飛来しており古代種との戦いに敗北。メテオは封印され、ホーリーは白マテリアとして受け継がれていく。
本編から7年前~直前【 クライシスコア ファイナルファンタジー7 】
2007年 9月13日発売のPSP(プレイステーション・ポータブル)専用タイトルのアクションRPG。
主人公:ザックス
クライシスコアは本編からおよそ7年ほど前~ザックスが亡くなってしまう期間を描いた作品であり、主にソルジャーの物語になっている。
物語の始まりはとあるソルジャー1st.の裏切りから。
アンジールとジェネシスという2人のソルジャー1st.が登場し、ソルジャーそのものの在り方に疑念を抱く姿が描かれる。その過程で、ザックスと出会うクラウドも登場している他、ジェノバ・プロジェクトが【プロジェクトG】と【プロジェクトS】という2種類の過程で行われたことなどが明かされた。
クラウドがザックスに託されたFF7の初期装備であるバスタードソードは元々アンジールの持ち物であり、ジェノバプロジェクトやソルジャーを生み出す様々な葛藤や戦いを経てザックスの手に渡る。
その後、本編で回想されたニブルヘイムでのセフィロスの暴走を経て、ザックスが力尽きる時にクラウドの手に託された。
本編では描かれないザックスとエアリスの恋愛模様や任務に忠実で憧れの英雄として存在したセフィロスが登場します。
本編から6年前~本編まで【 ビフォア クライシス -ファイナルファンタジー7 】
携帯電話向けアクションRPGとして2004年9月にリリース(おそらく現在はプレイ出来ません)
主人公:とある新人タークス
ビフォアクライシス ファイナルファンタジー7では本編から6年前の時点での世界をタークス視点で描いている。
タークスが神羅が崩壊したアドベントチルドレンでもルーファウスに忠誠を誓っている理由などが分かります。
元々、タークスは神羅の組織ではありますが、この時のタークスの主任であるヴェルドという人物がおり、その娘であるエルフェと名乗る女性は本名をフェリシアと言いヴェルドの娘だったりします。
さらにルーファウスとアバランチの副リーダーの間にも繋がりがあるなど、タークスという組織の微妙な立ち位置が描かれます。
この頃のアバランチはかなり過激な組織であり、バレットがリーダーになっている本編の組織よりも思想的には危ないですw
また主人公に選んだキャラクターはザックスやクラウドと任務をこなした間柄になり、指名手配された2人を見逃します。
同じみのレノやルードなども登場しますが、あまり重要な役どころではありません。
本編~500年後 ファイナルファンタジー7
言わずと知れた元祖FF7。
プレイステーションでの発売であり、FF史上最高の販売本数を記録した超がつくヒット作。
1997年1月31日が最初の発売日になっています。現在ではPS4でのアーカイブやPC版など多数の移植先があります。さらに2015年のE3で完全フルリメイクとなる【FF7 REMAKE】の開発が決定済みです。
主人公:クラウド
ニブルヘイム事件後、ザックスに助けられて神羅屋敷を脱出したクラウドがジェノバ細胞の影響を受けて記憶の混同を起こしミッドガルで再会した幼馴染のティファと共にバレット率いるアバランチに加入し、神羅カンパニーと敵対関係になる。
しかし物語はそれだけにとどまらず、エアリスという最後の古代種の血を引くヒロインと悪に堕ちたセフィロスから星を守るという規模まで物語が拡大。
神羅カンパニー、クラウド達、セフィロス&ジェノバの三つ巴の争いが行われるものの、最終的には自分を取り戻したクラウドがセフィロスを消滅させることに成功。セフィロスが放っていたメテオはエアリスが死の間際に発動したホーリーと星の源であるライフストリームとの融合によって防がれた。
エンディングでは500年後にガイアの絶壁を訪れるレッド13の姿がある。
本編から2年後 【 ファイナルファンタジー7 アドベントチルドレン 】
2005年9月14日に発売されたFF7本編より後の世界を描いた映像作品(ゲームではない)
主人公:クラウド
セフィロスとの戦いから2年後の世界を描いた作品。
メテオとホーリー、ライフストリームの激突により拡散されたジェノバ細胞を含んだエネルギーが原因で、世界には星痕症候群が広がっていた。
クラウドはザックスとエアリスを失った自責の念が離れず精神が落ち込んでいたことによりこれを発症。
死んだと思われていたルーファウスからの連絡により、銀髪の3人がジェノバの首を取り戻そうとしていることを知る。
葛藤が続くクラウドにかつての仲間達が後押しする。
ジェノバの首を取り戻したカダージュ達はリユニオンによって再びセフィロスとなってクラウドに前に現れるが、激闘の末に勝利し今度こそセフィロスを消滅させたと思われる。
星痕症候群はエアリスが残したと思われる教会の水によって治療が可能になる。
クラウドはアドベントチルドレンの最後にエアリスとザックス2人の姿を見て、ようやく自分を責めることを辞められた。
本編からおよそ5年後【ダージュオブケルベロス ファイナルファンタジー7 】
2006年1月16日に発売されたプレイステーション2作品のアクションRPG。
主人公:ヴィンセント
ACから3年後の世界では世界再生機構とディープグラウンドソルジャーによる争いが始まっていた。
元々ディープグラウンドソルジャーは隠蔽されていた組織であり、宝条が残した実験の被害者でもあります。
元神羅カンパニーのリーブ率いる世界再生機構にはユフィも所属しており、リーブの説得によってヴィンセントもこの争いに巻き込まれる形に・・・。
メテオによってもたらされた災害により、復興の最中だったが、ディープグラウンドソルジャーはそれを良しとせず新しい世界への方舟と呼ばれる【オメガ】の再生を目論んでいた。本来であれば星の終焉までは覚醒しないオメガだったが、ソルジャー達の暗躍により、その目覚めが危惧される。
しかし、ヴィンセントが本編でもリミット技として変身していた【カオス】がその対となる存在であることから、世界の命運を懸けてヴィンセントの戦いが始まる。
カオスとオメガはメテオとホーリーのように相対する存在です。
因みにネタバレを入れると、死んだはずの宝条はネットワークにその頭脳を移しており、ディープグラウンドソルジャーの頂点にいるヴァイスを媒介にしてオメガを取り入れて星から脱出しようと試みています…。
FF7でもっともゲスいキャラクターはこの作品によって完璧に宝条博士に決定したと言っても過言ではない…w
総称はCOMPILATION of FINAL FANTASY VII
これら本編以外の作品群はコンピレーションオブファイナルファンタジー7として本編から派生した作品になっています。
FF13でもシリーズは3つで終わっていますが、FF7に至っては最初の1997年から18年経った今でもリメイクでの最新作が決定していることから、如何に根強い人気のある作品化が伺えますね^^;
リメイクがどのような形、ストーリーになるかはまだ不明ですが
場合によってはこの時系列に変動が起きるかもしれません。
この時のタークスの主任であるヴェルドという人物がおり、その娘であるエルフェと名乗る女性は本名をフェリシアと言いヴェルドの娘だったりします。
ここ変ですね