古代種の神殿と黒マテリアとは密接な関係があります。
というよりも、古代種の神殿とは黒マテリアをセトラが変化させた姿であり、神殿そのものが黒マテリアだからです。
そもそも黒マテリアとは究極の破壊魔法と呼ばれる『メテオ』の発動に必要な古代種の知識の結晶であり、この恐ろしい魔法を知っていた古代種達は、また自らの意志によってメテオを封印するために神殿へと姿を変化させた訳ですね。
古代種の神殿
文字通り古代種達が作った神殿ではあるものの、その正体は黒マテリアです。
中に入るためには『キーストーン』と呼ばれる石が必要であり、これはFF7本編ではゴールドソーサーに保管されて飾られています。
ゲームのシナリオに文句を言っても始まらないですが、、、
なんという無防備なアイテムでしょうか?
まあ、内部の構造は神殿を黒マテリアにする=神殿が消滅して中に入った者は生き残れない
という防犯体制を敷いているんですけど。。w
このシナリオで犠牲になるのはパーティーで唯一実体ではない『ケット・シー』です。
非常にシリアスな演出で、自分から犠牲になるんですが
この姿のせいで見方によっては非常にシュールなイベントになります。
裏設定というか裏話としてはここで一度ケット・シーは消滅するのですが、その後は弐号機として復活します。
登場ボスはレッドドラゴン、デモンズゲイトの2体となり、最初のバハムートを入手出来るダンジョンでもあります。
また内部では遺跡としての古代種達の記録が残されています。
古代種の残した記録
神殿の内部には古代種達が残した過去の災厄の記録が数々の壁画になって残されています。
例えば過去に降っていたであろう『メテオ』とそれから逃げる人々やその様子が描かれており、戒めのように刻まれている様子を見る限り、過去にも1度『メテオ』が発動していたことが伺える。
その時の被害の規模などは分からないが少なくとも古代種にとっても脅威となる魔法であったことには間違いないでしょう。
黒マテリア
さて、話を黒マテリアに戻します。
黒マテリアは上記にも紹介したように古代種が自らのの知識を古代種の神殿という形にして封印しているものです。
セフィロスの目的は星を破壊するほどの『メテオ』を使用して、その時に星を修復する力として集まるライフストリームを自分自身が吸収してさらに強大な力を持つということだったんですね。
ちなみに黒マテリアで『メテオ』を使用するにはかなり大量の精神エネルギーが必要とされています。
ここで言う精神エネルギーとは星に生きた生物などが死んだ時に少しづつ蓄えられた知識が一度星に還ることによって蓄積されたものです。
精神エネルギーというくらいなので目には見えないものだと思われますが、この精神エネルギーの循環がライフストリームと呼ばれる星の力です。
生命が亡くなっても、また新たな生命を産むという役割を果たしており、非常に重要な星のエネルギーですがセフィロスはメテオに必要な精神エネルギーがジェノバの落下視点である北の大空洞だと考え、その奥深くでメテオを発動させます。
引用元:経済産業省
いきなり本物の地球の画像なので意味不明かもしれませんが、北の大空洞はFF7本編では『星の体内』につながっていると言われています(最終決戦もその場所)
つまり、FF7の星の規模がどの程度かは不明ですが、我々の地球で言うならばマントルがあるくらいの場所まで空洞が出来ており、そこには莫大な星の精神エネルギーが貯まっている…という感じなのかもしれませんw