FF7のケットシーについてまとめています。
明らかに人間ではない見た目、デブモーグリの人形の上に王冠を被った黒猫という、最早生き物であるかどうかも怪しい雰囲気のするキャラクターがケットシーである。
ゴールドソーサーにて登場し、半ば強引にパーティーに加入する彼には結構色々な裏設定が存在していたりする。
もっとも初めてプレイしたとしても妙に調子の良い関西弁キャラクターなので怪しさは満点だろう…
ケットシーのプロフィール
出身地や本名に関しては後々、正体の項目で後述。
ケットシーは黒猫マスコットとデブモーグリの2体でどちらが本体なのかわかりにくいが、一応本体は上の黒猫マスコットである。
装備出来る武器は「メガホン」になっており、このメガホンからデブモーグリへと指示を出して行動している。
アルティマニアでは「メガホンは種類により伝えられる情報量が異なり、情報量で強さが決まる」という設定が述べられている。
最強武器:マーベラスチアー
最強リミット技:スロット
ケットシーの正体について
ケットシーは登場時は神羅カンパニー側のスパイとして情報を探るためにクラウド達と行動を共にする。
何故なら、クラウドを含めたアバランチメンバーは神羅カンパニーに対する反組織勢力であり、当初はその動向を監視することが目的であった。
しかし、ケットシー自身もクラウド達と旅をするうちに、星の命を守ることへと目的が変わり、完全に味方の1人となる。
さらに人間ではないケットシーが動いている原理は少々複雑。
神羅カンパニーの幹部に都市開発部門統括を勤めているリーブ・トゥエスティという人物が居る。
このリーブは不思議なチカラを持っており、「無機物に命を吹き込む」というインスパイアという異能力の持ち主である。
このインスパイアによって命を吹きこまれたのが、ケットシーであり、簡単に言えばケットシーの中の人はこの神羅カンパニーの幹部である「リーブ・トゥエスティ」ということになる。
さらに、メガホンによってケットシー(猫)からデブモーグリへと指令が伝えられ動くことが可能になっている。
リーブ自身も会社である神羅カンパニーの姿勢と自身の思いの狭間で揺らいでおり、その経緯も加わってクラウド達に協力することを決めた。
元々、神羅カンパニーには冷徹とも言える政策を推し進めるタカ派と、リーブのように人々にも目を向けようとしている穏健派の派閥がある。よってクラウド達に味方したリーブ自身はかなりの人格者であると評価されることが多い。
重要人物なのに不遇だったケットシー
ケットシーは唯一現役の神羅側の存在としてパーティーに加入するため、節々でストーリーの核心を付くようなセリフや名言、ヒントを出している事が多い(自身の存在も含めて)
しかし、その代償からなのかリミット技が2種類しかなく、使えるのはダイスとスロットというたった2種類のみ。
このリミット技が少ないという理由で殆どの場合はベンチウォーマーになる事が多い。
一部バグでレベル3以上のリミット技を使用出来ることはあるが、システムエラーが表示され基本的にはバグが起きる。(通常版で1000体ほどとどめを刺すと習得出来ると言われている。インターナショナル版では修正済み)
アドベントチルドレンのケットシーが酷い
他のキャラクターと同様にケットシーも続編のアドベントチルドレンに出演しているが、なんと登場した際にはあれだけ印象的だったデブモーグリには乗っておらず、レッド13(ナナキ)の背中に乗って登場してしまう…w
本体どうしたんだ!っというツッコミの嵐を避けるようにコンプリート版では回想シーンのみデブモーグリに乗った姿で登場するが、戦闘においては全く活躍しない。。。w
しかし、ケットシーはFF7のキャラクターの中でも他の作品への出向が非常に多いキャラクターであり、冷遇なのか厚遇なのかイマイチ煮え切らないキャラクターである…。
シリーズではFF10や10-2、さらにオンラインのFF14などにも出演している他、キングダムハーツなどにも登場する。
もはやマスコット扱いなのだろうか。