FF7に登場するジェノバについてまとめています。

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この作品においてジェノバ細胞とはいわば第三勢力です。

星の力を自在に扱えると伝承の残っていた【古代種】と間違われて発見されたジェノバですが、その本質はFF7のストーリーに大きな影響を及ぼします。

つまり、神羅カンパニーという世界的企業、古代種、そして第三の勢力として世界に影響を及ぼす存在がジェノバだというわけです。

ジェノバの発見に関しては神羅カンパニーが行った地層調査によって偶然に起こったものですが、そもそもジェノバは単一生物としての意思があり、厄災として挙げられます。

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星を食い殺すジェノバ

ジェノバという生物は様々な個体がモンスターとして出現したり、細胞単位で言えばソルジャーの身体にも存在しています。

これはセフィロスやクラウドの中にも存在し、共生することで人間としての限界を超えた力を手に入れることが出来ると宝条博士の人体実験から得られたデータに基づいた神羅の実験でした。

しかし、その目的は【星の生命を食べる】ことにあります。

星をみつけるとジェノバは移動を行い、その星に寄生をして生命エネルギーを糧としますが、自身の存在が倒されそうな場合は巧妙な変身によって同化を遂げたあとにウイルスという形で侵略を始める生物です。

ジェノバの元ネタになった存在

ジェノバのモデルになったと言われているのは

1982年のアメリカで発表されたSFホラー映画の【遊星からの物体X】だと言われています。

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パッケージデザインはこのような感じですが、、

内容描写はかなり過激なグロテスク要素があるので閲覧は自己責任でお願いしますw

ちなみにこの映画はそのものが2003年にPS2とPCでゲーム化されていたりします。

さて、ジェノバに話を戻すと、この物体Xに出てくる宇宙生物は知らぬ間に身近な所に潜み、次々と侵食を繰り返すことや、擬態性能などが類似点としてあげられます。

女性の姿でいた理由

セフィロスが母だと勘違いしたり、ガスト博士が地層から発見した際に女性的な姿をしていますが、ジェノバは環境によって姿を変化させる生物です。

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2000年前に地層から発見されたジェノバがこの姿で地中にいた理由としては

当時残っていた古代種と対立しようとしたが、力及ばず封印されていたという事です。

つまり、力関係としては古代種達>>ジェノバであったといえる訳ですね。

ちなみにエアリスを突き刺したセフィロス(に見える)に関しても、実際にはジェノバが擬態したものでありセフィロス本人がエアリスを殺した訳ではありません。

セフィロスはニブルヘルムの魔晄炉でライフストリームに落下した際に、ジェノバを操れる存在にまで進化を遂げました。

つまり、ジェノバを利用してエアリスを殺したというのが正しい解釈です。

ジェノバの特性

ジェノバは単一生物でありながら、細胞レベルで分裂することが可能です。

さらに、宝条博士が立てた仮説の中に【リオユニオン】と呼ばれる回帰本能が挙げられています。

本体から離れた細胞自体には意思などが宿らないものの、自らの本体の元へ戻ろうとする現象がリユニオンです。

この性質を利用されてジェノバ細胞を埋め込まれたクラウドは一時的にセフィロスの精神的な支配下に入ります。

身体的な能力の向上を与える一方で、精神的には大きな負担をかけるのがジェノバ細胞の最も大きな特徴だと言えるでしょう。

ジェノバの擬態についてはかなり多くの現象が可能であり、姿を模倣するだけではなく、記憶や過去の出来事などにも干渉出来る不思議な力を持っています。

また、クラウドが自身の記憶とザックスの記憶を混同させてしまったように、記憶の再インストールを施されるようです。しかし、はっきりとした原因がわからないのは、”寄生された人間にとって都合の良い記憶”を作り上げるというポイント。

侵略を目的としながらも、寄生した相手を精神的に支配する目的があるのでしょうか?

この辺りはリユニオンによる回帰本能とジェノバ本体の目的が【星の命】であることから、水面下での支配力を拡大するという意味では大きな利点になるかもしれませんが、神羅カンパニーやセフィロスレベルでジェノバを管理出来る存在があれば、簡単に利用されてしまうという弱点ともとれます。

ただし、リユニオンという性質と精神支配という側面を見ればジェノバが災厄だと呼ばれるには充分の破壊能力を備えていたことが分かります。

それでも古代種には敗けているので、正直微妙なところですが、実際にこんな生物が飛来してしまえば、地球など、ものの数年で食われてしまうかもしれませんねw

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