神羅カンパニーにおける特殊工作部隊のタークスは後のアドベントチルドレンでも共闘したようにどこか惹きつけられる不思議な魅力があります。
あまりにも予想外な人気があったからか、本編の約6年前をタークスの視点から描いたビフォアクライシスFF7が2004年に携帯電話向けアプリとして販売されました(個人的にはこれもコンシューマーにしてほしいくらいw)
本編に登場するタークスのメンバーは主に4名。
特に、レノ、ルード、イリーナに関してはボスとしても闘うことがあるので(しかも数回)プレイしている人であればファンも多いと思います。
ここでは主なタークスメンバーや役割についてまとめて紹介しています。
主要なタークスメンバー
【ツォン】・・・タークスのリーダー。おそらくソルジャーよりもかなり強い。
指揮系統で言えば神羅カンパニーの治安維持部門総括であるハイデッガーの部下にあたる人物。特殊工作部隊という性質上、幼い頃のエアリスを知っており、時折同情するような描写もあるが、アバランチに対してはかなり強気で向かってくる。わりと独断で動く権利があるのか、ツォンは指揮命令を行うだけで、行動や任務は部下にまかせている。
【レノ】・・・ツォンの部下でタークスの中でもエリート。赤い髪と「◯◯だぞ、と」語尾に付けるのが口癖。
独自の美学を仕事に持っており、度々相棒であるルードと衝突したりする。武器は電磁ロッドを持っており戦闘能力は非常に高い。
FF7アドベントチルドレンでは傷ついたルーファウス神羅にまだ仕えており、任務としてジェノバの首を大空洞から持ち帰った。本編では何度も敵対したクラウド達に協力し、クラウドがカダージュとの一騎打ちに専念出来るようにルードと共に戦った。
【ルード】・・・タークスのメンバーで良くも悪くもレノの相棒を務める。無口ではあるが、仕事は忠実にこなすプロ。
実はルードはティファに恋心を持っており、時折それが表に出そうになってしまう。しかし、タークスに徹することを優先するので、思春期の男子みたいになる。
アドベントチルドレンではレノを逃した後、カダージュ達に捕まるが大先輩であるヴィンセントによって助けられた。その後はレノの元に合流し、同じくクラウドをサポートしながら戦った。
【イリーナ】・・・レノが負傷を負ったことから、新しくタークスに選ばれた銀髪の紅一点。FFシリーズの女性でもトップクラスの美貌で人気も高いキャラクターである。
レノとルードとは先輩後輩だが、あまり折り合いがうまくいっていない。(特にレノの独自の美学が気に入らない)
ツォンに対しての忠誠心は深く、若干憧れつつの恋愛感情も見える。
タークスが魅力的に見える理由
FF7ではシナリオが比較的哀しい方向に進みがちですが、そんな中,敵対しながらもコミカルなキャラクターでホッコリさせてくれるのがタークスのメンバーです。
FFシリーズのどこか憎めない敵キャラと言えばFF5のギルガメッシュが非常に有名ですが、完全なるファンタジー色が残っていたFF5とくらべてFF7のキャラクターにはどこか人間味を感じてしまいます。
特にレノ、ルード、イリーナなどのタークスメンバーはジェノバ細胞も持っていない普通の一般人です。
かなりカオスな状況の中でも毎回コミカルなやりとりが発生しつつ敵として登場するので、倒すのですがどこか憎めないなコイツら・・・という感情が湧き上がります。
もしタークスに人気がなければ前述のビフォアクライシスFF7やアドベントチルドレンであれだけの活躍はなかったでしょう。
ヴィンセントはツォンのさらに先輩
プレイヤーキャラクターとして仲間になるヴィンセントは元タークスのガンマンですが、実は本編で登場するタークスのリーダーであるツォンよりも先輩です。
ビフォアクライシスFF7にはヴェルドというツォンの前任者が登場しますが、このヴェルドと同期なのがヴィンセントなんです。
ヴェルドはタークスを神羅カンパニー内で本編の地位まで持ち上げた人物として非常に優れた人物描写がなされています。
こう考えると、後輩を救うアドベントチルドレンのヴィンセントが一層カッコよく見えるかもしれませんねw(ただし実年齢はオジサンですが)
FF7関係の記事を、いろいろ検索していてたまたま ココにたどり着いて読ませて頂きました。 ただタークスのルードで気になる所が一点。
ルードが(ACでガダージュ立ち入りに捕まりヴィンセントに助けられる)と書かれてますが、忘らるる都でヴィンセントに助けられたのはツォンとイリーナです。
クラウドを助けたヴィンセントが「詳しいな」と質問した後、「ツォンとイリーナ、ジェノバの首を手に入れたらしい・・助けてはやったが・・・・」と答えてます。