FF7における永遠のテーマというか、個人的にFF7という物語を見る上でどうしてもエアリスの存在が頭をよぎります。

彼女は何故死んでしまったのか?

もちろんシナリオの都合や演出だということは踏まえてですが、それでもやっぱりエアリスを救いたいという気持ちがプレイ後に残るのはクリアプレイヤーが1度は考えることだと思います。

しかし、FF7という作品はエアリスの死によって成り立っているという結論に至ったので、ここではエアリスを死なせる必要があった理由を色々と妄想してみようと思います。

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現実的な問題

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エアリスが死なないと普通にホーリー発動しちゃう

エアリスの髪飾りに隠されていた白マテリアは、世界で唯一ホーリーを唱えることの出来るマテリアであり、さらには古代種という限られた条件までも必要です。

セフィロスがすべてを憎しみから破壊しようとメテオを唱える時に、もし仮にエアリスが普通に生きていたのであれば最後まで戦ってホーリーを普通に発動して終わるという感じのちょっと間の抜けたようなエンディングになるかもしれません。

個人的にはホーリーが追いつかず、ライフストリームが武器として使われたというアドベントチルドレンのマリンのセリフが非常に印象的です。

ライフストリームというFF7でこれまた大きな設定や、神羅カンパニーが探した”約束の地”という存在を考えても、それらの存在を表現し、プレイヤーに想像させるにはこのシナリオでエアリスが死ぬことは必然だったのかも知れません。。

ちなみにエアリス生存ルートのシナリオ案も存在したようですが、こちらはボツになったようです。

個人的にはFFシナリオ史上最もすごい判断だと思います。

ヒロインが死ぬって結構当時としては博打に近い手法だと思うんです。

今でこそ、こういったシナリオは結構多いですけど…。

エアリスは星と1つになるFF7の語り手

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続編のアドベントチルドレン、本編のエンディング、これらの場面には必ずエアリスの存在が気配として描かれます。

エアリスはヒロインでもありますが、星と1つになったことで世界を見守る存在に昇格したのではないか?

・・・という妄想です(;・∀・)

FF7は悲しみの物語です。

ソルジャーの悲しみ、古代種の悲しみ、星に住んでいる人々の悲しみ、エアリスを失った仲間達の悲しみ、そしてセフィロスの悲しみ。

これらをすべて包み込むのは星という大きな存在です。この大きな星という世界に生きる人々に平穏をもたらす存在となったのは他でもない”死んでからのエアリス”だと思います。

エアリスが何をやろうとしていたのか?何を知っていたのか?

この疑問がなければクラウドという主人公も必要とならず、エアリス自身が主人公になってしまいます。。

また、エアリスが死んでクラウド達を星と一緒に見守ることによって、クラウドという主人公や仲間たちの存在意義を確立したとも取れます。

エアリスは死んでしまいましたが、生きているんです。星の命と一緒に。

天才 野島 一成

FF7のシナリオライターはFF8やキングダムハーツ、FF10でも知られる野島さんです。

この人の考えるシナリオには必ずと言っていいほど悲しみを乗り越えるというテーマが込められているように感じます。

あまりにも唐突なエアリスの死は初プレイ時には大きな衝撃を受けましたが、結果的にFF7を象徴とするイベントになりました。

(もちろんSFC世代だった初代当時のプレイヤーは混乱のあまりにエアリス生存ルートを探しまくる羽目になる訳ですがw)

ヒロインの死はそれまでのFFにはほぼ見られなかった大きな転換です。ですが、その死を乗り越えて前に進むという物語は以降のFFシリーズにも大きな影響を持っていると思います。

プロットの段階でここまで横に広がる作品だったかどうかは分かりませんが、根本的なシナリオに説得力があるからこそ、多方面に展開出来たもの事実でしょう。

2017年現在でもFF7リメイクでのエアリスの動向に注目が集まっていますが、野島ワールドを壊さないことを切に願うばかりです…(´・ω・`)

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